治療にかかる経済的負担と、職場復帰のスケジュールについても事前に綿密な計画が必要です。
習慣性扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群に対する口蓋扁桃摘出術は、公的医療保険の適用対象(3割負担)となります。入院・手術にかかる総額の目安は、3割負担の場合で約10万〜15万円程度(差額ベッド代や食事代を除く)です。さらに「高額療養費制度」や勤務先の「限度額適用認定証」を事前に申請して提示すれば、一般的な年収区分であれば自己負担額を約8万〜9万円前後に抑えることが可能です。
気になる口蓋扁桃摘出術後の仕事復帰はいつから可能かという点については、職種によって異なります。
- デスクワーク・テレワーク:退院翌日〜術後10日目頃から復帰可能(ただし長時間の会話は避ける)
- 接客業・営業・教職など声を使う仕事:術後2週間程度を目安に段階的復帰
- 重労働・激しい運動を伴う職種:後出血予防のため術後3週間程度は力仕事を制限
有給休暇や傷病手当金を活用し、退院後も数日間は自宅で静養できるスケジュールを組んでおくことが、不測の再出血を防ぐ最大の防衛策となります。