挙式そのものだけでなく、滞在全体を一つの旅としてデザインするリゾートウェディングの需要が急拡大している。開放的な空の下で乾杯を交わすガーデンウェディングの心地よさと、上質なホテルステイを組み合わせた「滞在型ウエディング」が、感度の高い新郎新婦から支持を集める。
地域行政と民間企業が手を取り合う熊本ウェディングツーリズム推進プロジェクトの進展により、観光・ホテル業界とのシームレスな連携が実現した。列席するゲストには地元の名湯に浸かり、熊本が誇る赤牛や馬刺し、地野菜を堪能するオーベルジュスタイルの滞在が提供される。
単に「式に参列する」という受動的な枠組みを脱し、両家が旅を通じて絆を深め合う時間は、何物にも代えがたいギフトとなる。ゲストへの感謝を形にする新しいおもてなしの基準が、この森の地から広がり始めている。