サスケの音楽的ドラマを語る上で欠かせないのが、2009年の解散と2014年の再結成の経緯です。埼玉県入間郡毛呂山町出身の中学の同級生であった2人は、路上ライブから一気にスターダムへ駆け上がったものの、音楽性の追求や環境の激変に伴い、2009年4月に惜しまれつつ活動にピリオドを打ちました。
解散後、それぞれソロ活動や楽曲制作の道を歩んだ奥山裕次と北清水雄太ですが、ファンの熱狂的な再評価の声と、デビュー10周年という節目が2人を再び引き合わせました。再結成に際してリリースされた記念アルバムには、リアレンジされた『青いベンチ -10th Anniversary-』のほか、名曲『茜空』や新曲が収録され、多くのオールドファンと新規リスナーを熱狂させました。
2026年現在、サスケはSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプション配信で数千万回規模の再生を維持し続けています。SNSや動画配信プラットフォームでは、平成レトロポップやアコースティックリバイバルの潮流に乗り、当時を知らない10代・20代の若年層が「青いベンチ」をカバーする現象が定着。2人はライブハウスやアコースティックイベント、メディア出演を通じて、精力的な音楽活動を継続しています。