ネット上の掲示板やSNSで頻繁に目にするのが、「鳥取砂丘のラクダをスマホで撮影しようとしたらスタッフに厳しく注意された」「遠くから撮っただけなのに怒られた」という投稿です。このトラブルの背景には、明確な営業エリア内の撮影ルールが存在します。
鳥取砂丘は国立公園ですが、ラクダが待機しているエリア周辺は事業者が維持管理する営業区画となっています。ラクダは民間の事業者によって飼育・管理・調教されている財産であり、無料の展示動物ではありません。そのため、以下のルールが厳格に定められています。
- 無断撮影の禁止:遠距離からの望遠撮影や、通路からの盗み撮りは禁止看板等で明示されている。
- シャッター料金の趣旨:1人あたり100円からの撮影料は、ラクダの飼料費や健康維持費に充当される正当な対価。
- フラッシュ・自撮り棒の制限:ラクダは臆病な草食動物であるため、突発的な光や接近する棒状の機器に対して暴れる危険性がある。
スタッフが厳しい口調で注意を促す理由は、単なる営利目的だけでなく、動物が驚いて暴走した場合に周囲の観光客を巻き込む重大事故を防ぐためでもあります。マナーを守って所定の料金を支払いさえすれば、スタッフがカメラを預かってベストアングルで記念撮影を行ってくれるため、無用なトラブルを避けるためにも必ずルールに従いましょう。