松たか子さんのブレイクを決定づけたのは、木村拓哉さんとの一連の共演作です。1996年放送の『ロングバケーション』では、主人公・瀬名(木村さん)が思いを寄せる後輩ピアニスト・奥沢涼子役を好演。控えめでありながら芯のあるお嬢様役がピタリとはまり、一躍脚光を浴びました。
翌1997年の『ラブジェネレーション』ではヒロイン・上杉理子役に抜擢。トレードマークだった長い黒髪をばっさり切り、木村さん演じる哲平とテンポの良い掛け合いを見せる等身大のOLを熱演しました。理子のトレードマークとなったボブヘアやチェックのシャツを真似る女性が街にあふれるなど、一大トレンドを生み出しました。
さらに2001年の『HERO』では、型破りな検事・久利生公平に振り回されつつも惹かれていく生真面目な事務官・雨宮舞子役を演じ、全話視聴率30%超えという歴史的快挙に貢献。木村拓哉さんとの息の合ったコンビネーションは、平成ドラマを象徴する黄金タッグとして不動の地位を築きました。