現在でも掲示板やSNS、知恵袋などで「山本みどりの濡れ場が見たい」「過激シーンはどの作品か」という投稿が散見されます。こうした声の主を分析すると、大きく2つの層に分かれます。
第1の層は、当時リアルタイムでサスペンスドラマを見ていた中高年層です。「夜10時前後に差し挟まれる山本みどりの艶めかしい演技が印象的だった」「あの妖艶さは子供心にドキドキした」というノスタルジックな記憶が美化され、記憶の中で「濡れ場」へとスケールアップしているケースです。当時のドラマ特有の暗い照明、サックスが響くBGM、思わせぶりなカメラワークが、実際以上の肌色面積を脳内に錯覚させています。
第2の層は、CS放送(チャンネル銀河、ホームドラマチャンネル、日本映画専門チャンネル等)で再放送を目撃した現代の視聴者です。「昔のサスペンスを観ていたら、めちゃくちゃ綺麗な女優が出ていて見惚れた」「着物姿からの艶っぽい仕草が現代のドラマにはない色気」といった賞賛の声が多く見られます。高精細なデジタルリマスターによって、彼女の肌の透明感や微細な表情の変化が鮮明に蘇り、ネット検索への動線となっているのです。