中国のパクリキャラクターの真相|偽ガンダムはなぜ生まれ今どうなった?

中国のパクリキャラクターの真相|偽ガンダムはなぜ生まれ今どうなった?

中国のパクリキャラクターの真相|偽ガンダムはなぜ生まれ今どうなった?について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

Q1:かつて話題になった石景山遊園地や偽ガンダムは、現在でも見学できますか?
A1:見学することはできません。石景山遊園地の偽キャラクター着ぐるみや装飾は、2000年代後半に北京市当局の指導や国際的な批判を受けて完全に撤去・処分されました。四川省の偽ガンダム像も、批判を受けて外観改変を試みた後に完全解体されました。現在は両パークともリニューアルされ、怪しいモニュメントは一切残っていません。

Q2:中国の裁判所で著作権侵害を訴えた場合、日本企業は勝てるのですか?
A2:十分に勝訴可能です。中国では2014年以降、北京・上海・広州などに知的財産専門の裁判所(知財法院)が設置され、法整備が急速に進みました。偽ウルトラマン裁判などで円谷プロが勝訴を重ねたように、正当な権利証拠を揃えて提訴すれば、外国企業であっても勝訴率は約9割に達します。さらに現在では、悪質な侵害に対して最大5倍の懲罰的損害賠償が認められる法体系となっています。

Q3:なぜ今でもSNSで中国のパクリが炎上し続けているのですか?
A3:巨大なテーマパークでの露骨なパクリは壊滅したものの、地方の小規模イベントやECサイト、スマートフォン向けゲームなどのデジタル空間において、日本のコンテンツを模倣・流用する事例が依然として散発しているためです。また、中国国内のネットユーザー自身が自浄作用として模倣品を厳しく監視・告発(晒し上げ)しており、その炎上が日本国内にも拡散されやすい情報構造があることも一因です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。