小泉萌香の真骨頂は、アニメ作品の世界観を現実のステージ上にそのまま具現化させる「ハイブリッドな表現力」にあります。声優としての声の芝居はもちろん、ミュージカルや2.5次元舞台において観客を圧倒する演技を見せています。
1. 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』三船栞子 役
国民的スクールアイドルプロジェクトにおいて、追加メンバーとして登場した三船栞子を担当。真面目で規律を重んじる堅物な性格から、仲間との出会いを通じて次第に感情を解放していく繊細なグラデーションを見事に好演しました。ソロ楽曲『決意の光』では、和テイストの激しいダンスと力強いボーカルでドームクラスの会場を沸かせ、ライブパフォーマンスの高さを見せつけました。
2. 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』大場なな 役
彼女の出世作であり、演技力の幅広さを世に知らしめたのが大場なな(通称・ばなな)役です。普段の穏やかで心優しい寮の「お母さん」的存在から、再演に執着する狂気と圧倒的な戦闘力を持つ剣士へと豹変する二面性を見事に表現。舞台版でのリアルな殺陣(たて)の迫力と鋭い眼光は、演劇関係者からも絶賛され、作品の象徴的なピースとなりました。
3. 『D4DJ』笹子・ジェニファー・由香 役
DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト『D4DJ』内の実力派ユニット「Peaky P-key」では、ムードメーカーの笹子・ジェニファー・由香を熱演。エネルギッシュで明るいキャラクター性と、キレのあるダンスパフォーマンスで作品を牽引しています。
その他にも、アニメ『オッドタクシー』の市村しほ役や数々のストレートプレイ、大型ミュージカル舞台への出演など、単なる「声優の舞台出演」の枠を完全に超えた本格派女優としての地位を確立しています。