門司港エリアから唐戸市場へアクセスする方法は、大きく分けて「海上をショートカットする関門連絡船」と「海底を歩いて横断する関門トンネル人道」の2系統が存在します。鉄道(JR山陽本線で下関駅へ向かいバスへ乗り換え)やマイカー(関門橋・有料道路経由)という選択肢もありますが、観光動線としては乗り継ぎの手間や駐車場の激甚渋滞が発生するため、基本的には前述の2大ルートから選ぶのが鉄則です。
なかでも関門連絡船は、JR門司港駅から徒歩約2分の「マリンゲートもじ(門司港桟橋)」から出航し、唐戸市場の目と鼻の先にある「唐戸桟橋」まで一直線にアプローチできます。近年まで「海上国道2号線」とも称された歴史ある航路であり、潮風を浴びながら関門橋を見上げる景観美は格別です。対する関門トンネル人道は、和布刈(めかり)地区と下関・みもすそ川地区を結ぶ海底歩道であり、徒歩約15分で本州と九州の境界線を跨ぐことができます。
移動スピードと利便性を最優先にするのか、それとも「海底を歩行で渡る」という唯一無二の身体的体験を求めるのか。このコンセプトの違いを理解することが、後悔しないルート選びの第一歩となります。