自身や家族の視線に不安を感じた際、自宅ですぐに実践できるスマホ斜視セルフチェックの手順を整理しました。自覚症状が曖昧な場合でも、客観的な異常を捉える手がかりになります。
ステップ1:遠景の複視テスト
室内のカレンダーや3メートル以上離れた目標物を両目で注視します。その対象が左右にズレて二重に見えるかを確認してください。二重に見える状態で片目を手で隠し、対象がくっきりと1つに見えるようであれば、両眼性の複視が発生しています。
ステップ2:ペン先追従テスト
ペンの先端を目から50cmほど離して正面に掲げます。顔を動かさずに目だけでペン先を追わせながら、ペンをゆっくりと左右に大きく動かします。左右どちらかの黒目が外側(耳側)へスムーズに動かず、中央付近で引っかかるような動きを見せる場合、外眼筋の協調不全が疑われます。
ステップ3:スマートフォンのフラッシュ撮影
室内をやや薄暗くし、2〜3メートル離れた場所から子どもの顔正面に向けてカメラのフラッシュを焚いて撮影します(角膜反射テストの応用)。写真を確認した際、両目の黒目の中心(瞳孔)の全く同じ位置に白い光の反射点があるかを確認します。片方の目だけ反射点が黒目の外側にズレている場合、眼球が内側に寄っている客観的な証拠となります。