体がふわふわ揺れる浮遊感とは?原因と危険な病気のサインを徹底解説

体がふわふわ揺れる浮遊感とは?原因と危険な病気のサインを徹底解説

体がふわふわ揺れる浮遊感とは?原因と危険な病気のサインを徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

浮遊感をもたらす疾患は、耳や脳の器質的異常から全身性の機能障害まで多岐にわたります。診療の現場で用いられる識別基準を整理した比較データは以下の通りです。

分類・疑われる病態主な症状と揺れの感覚発症の誘因・頻出シチュエーション専門医療機関での優先受診先中枢性(脳血管障害)
脳梗塞、小脳出血、一過性脳虚血発作足元がふらつき真っ直ぐ歩けない、手足のしびれ、ろれつが回らない、物が二重に見える突然の発症。高血圧、脂質異常症、糖尿病を患う中高年に多発脳神経外科・脳神経内科
※緊急搬送を要するケース多数自律神経・心因性
自律神経失調症、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)雲の上を歩くようなふわふわ感、頭重感、倦怠感、動悸、息苦しさ精神的緊張、睡眠不足、多忙が続いた後。商業施設や人混みで悪化心療内科・精神科
または神経内科頸性(筋緊張性)
重度の首こり・肩こり、ストレートネック頭を動かした際の揺らぎ、首筋の張り、後頭部痛、眼精疲労長時間のPC作業・スマートフォン操作、不良姿勢の継続整形外科・リハビリ科
鍼灸・整体等の理学療法血流・内分泌異常
鉄欠乏性貧血、更年期障害、起立性調節障害立ちくらみ、血の気が引く感覚、ホットフラッシュ、易疲労感急な立ち上がり、月経期、朝の起床時、閉経前後のホルモン乱高下一般内科・婦人科
(思春期は小児科)

表に示した通り、同じ「ふらつき」という訴えであっても、脳の血管事故が原因である場合と、自律神経の失調や筋緊張が背景にある場合とでは危険度もアプローチも根底から異なります。とりわけ、頭がふわふわする病気の鑑別においては、随伴症状の有無を客観的に観察することが極めて重要です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。