現在のBSTを語る上で欠かせないのが、学年段階に応じた二大拠点の存在です。幼稚園から初等部(Year 1〜Year 6)が学ぶブリティッシュスクールイン東京麻布台ヒルズキャンパスと、中等部・高等部(Year 7〜Year 13)が拠点を置く世田谷区のブリティッシュスクールイン東京昭和女子大学キャンパスが有機的に機能しています。
2023年秋街びらきとともに稼働した麻布台校舎は、世界的建築設計集団トーマス・ヘザウィック率いるスタジオが外観デザインを手掛けたことでも知られます。屋上校庭や室内温水プール、天窓から自然光が注ぐ図書室など、過密都市の真ん中にありながら開放感に満ちた設計が特徴です。現地保護者への取材でも、「麻布台ヒルズインターナショナルスクール評判は非常に高く、子どもが自発的に知的好奇心を刺激される空間設計は圧巻」という声が多数を占めます。
一方、中等部・高等部が通う世田谷区の三軒茶屋キャンパスは、昭和女子大学の敷地内に位置しています。歴史ある緑豊かな大学構内の施設(体育館や講堂、グラウンド)を共用・連携利用できる強みがあり、都市型の麻布台校舎とは対照的に、落ち着いたアカデミックな空気が流れています。初等部から中等部への進級時に通学環境が大きく変化するため、登下校ルートの安全性や生活サイクルの変化に配慮する家庭が多いのもBST特有の事情です。