息を吸うと背中が痛い原因とは?危険な病気の兆候と何科に行くべきか解説

息を吸うと背中が痛い原因とは?危険な病気の兆候と何科に行くべきか解説

息を吸うと背中が痛い原因とは?危険な病気の兆候と何科に行くべきか解説について詳しく解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

背中の痛みを引き起こす代表的な疾患について、痛みの性質、付随症状、発症頻度や受診先の目安を比較整理したデータが以下の表です。自己判断による見落としを防ぐためのスクリーニング基準としてご活用ください。

疾患・病態名痛みの特徴と詳細データ危険度と一般的な基準編集部の見解・推奨受診科気胸(自然気胸・続発性)突然息を吸うと背中や側胸部に鋭い刺痛。10〜30代の痩せ型男性、または60代以降のCOPD患者に好発。片肺の虚脱。【危険度:高】
進行すると緊張性気胸へ移行し循環破綻リスクあり。呼吸器外科・呼吸器内科。
息苦しさが強い場合は救急外来へ直行。急性大動脈解離「引き裂かれるような」突然の激痛が肩甲骨間や背部中央に発症。発症直後からピークに達する激痛(10/10)。【危険度:最前線・極高】
未治療時の発症後48時間以内死亡率は毎時約1〜2%上昇。直ちに119番(救急車要請)。
循環器内科・心臓血管外科での緊急手術適応。ぎっくり背中(急性胸背部筋膜炎)ふとした動作や深呼吸、くしゃみで背部筋肉・筋膜の微小断裂。体動時に激痛、安静で緩和。内臓症状なし。【危険度:低〜中】
生命の危機はないが、動作不能によるQOL低下が大きい。整形外科。
初期は局所安静と消炎鎮痛。温熱療法は急性期を過ぎてから。肋間神経痛肋骨に沿って片側性にピリピリ・ズキズキとした鋭い痛み。深呼吸・咳・体幹回旋で瞬間的に誘発される。【危険度:中】
帯状疱疹の初期症状である場合があり皮疹出現に注意。整形外科、または皮膚科・ペインクリニック。
原因精査が必須。胆石症・急性胆嚢炎右背部や右肩甲骨下部への放散痛。食後数時間以内の発作が多く、発熱や嘔気を伴う場合がある。【危険度:高】
化膿性胆嚢炎や穿孔による腹膜炎の危険性。消化器内科・消化器外科。
腹部超音波やCTによる早期確定診断が必要。肋骨骨折・不全骨折(ヒビ)咳やくしゃみ、打撲、過度のスイング動作で発症。患部肋骨のピンポイントな圧痛と深呼吸時の明瞭な増悪。【危険度:中】
多発骨折や骨片の肺穿刺による血気胸の併発リスク。整形外科。
バストバンドによる固定と安静管理が基本。
池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。