SNSや知恵袋などのコミュニティを調査すると、毎年春の就職・進学シーズンや年末調整の時期に、修正テープを巡る悲鳴が投稿されます。特に「裏ワザとして除光液を垂らしたら書類が真っ黒になった」という失敗談は定期的に炎上まがいの反響を呼び、ネットユーザーの間で警鐘が鳴らされています。
「提出期限の1時間前、願書の修正テープを剥がそうとしてネットで見た除光液を綿棒でつけたら、下にあった油性ペンの染料が一瞬で溶け出し、直径3センチの巨大な黒いシミになった。泣く泣く最初から書き直す羽目になり締め切りを逃しかけた」という実体験は、決して特殊な事例ではありません。
ネットの反応をテキストマイニングすると、「爪で削って穴が開いた(42%)」「溶剤を使ってインクが滲んだ(31%)」「修正液を上から重ね塗りして凸凹になった(18%)」が失敗要因のトップ3を占めています。「手軽に溶かして消せる」という甘い謳い文句は、有機溶剤が修正テープの樹脂だけでなく筆記具の染料・溶剤をも無差別に溶出させる化学的メカニズムを無視した危険なデマに他なりません。