SNS(X)やネット掲示板、Q&Aサイトに寄せられているカラオケ館のネットの評判や口コミを分析すると、高評価と低評価で意見がはっきりと二分されていることが分かります。
ポジティブな意見として目立つのは、やはり設備のクオリティと平日の圧倒的な安さです。
「平日昼に学割フリータイムで行ったら、ドリンクバーつけても1,200円ちょっとで夕方まで歌えた。部屋も広いし音も良くて最高」(都内・大学2年生男性)
「プロジェクタールームや最新機種が学割料金でそのまま使えるのは大手ならではの強み」(埼玉・大学3年生女性)
このように、条件が噛み合った際のコストパフォーマンスの高さには多くの称賛が集まっています。
一方で、ネガティブな口コミの多くは「想定外の課金」と「受付時の対応」に集中しています。
「友人が学生証を忘れて、自分たちまで一般料金に切り替わりそうになって焦った」(神奈川・高校生男性)
「金曜の夜に行ったら週末料金とワンオーダーが重なって、学割なのに1人3,000円近くなって居酒屋と変わらなかった」(千葉・大学4年生男性)
「フリータイムで入ったのに、混んできたからと3時間で退出を促された」(都内・専門学校生)
現場を長年取材するレジャー産業ライターは次のように分析します。
「カラオケ業界全体が原材料費や人件費の高騰に直面するなか、カラオケ館は『室料の見た目価格を下げる代わりにドリンクや週末料金で利益を確保する』というビジネスモデルを採用しています。ユーザー側がその仕組みを熟知していれば不満は生まれませんが、『いつでもどこでも均一で激安』と思い込んでいるとギャップを感じやすい構造になっているのです」