Q1:生理が始まる2〜3日前から頭痛が始まりますが、これも生理中の頭痛と同じですか?
A1:同一の病態です。排卵後に高かったエストロゲンは、生理が始まる数日前から急激に低下し始めます。この時期に発症する頭痛はPMS(月経前症候群)の一症状であると同時に、典型的な月経関連片頭痛に分類されます。生理開始前から痛みの前触れを捉え、適切な初期治療を行うことが重要です。
Q2:頭痛外来を受診する際、準備しておくべきことはありますか?
A2:月経周期と頭痛の発生日、服薬した薬剤名、痛みの強さ(10段階評価など)を記録した「頭痛ダイアリー」を持参することを強く推奨します。スマートフォンの記録アプリでも十分です。医師が頭痛のタイプを正確に鑑別し、トリプタン製剤や予防薬を処方する際の極めて強力な診断根拠になります。
Q3:ドラッグストアで買える市販薬で、月経時片頭痛に少しでも効くものはありますか?
A3:トリプタン製剤は医療用医薬品のため薬局窓口で直接購入することはできませんが、NSAIDsの中でもプロスタグランジン遮断作用の強いロキソプロフェンやイブプロフェン、あるいは鎮痛補助成分(無水カフェイン等)が配合された製剤は、初期の軽度な段階であれば痛みを和らげる効果が期待できます。ただし、連用は避け、痛みが本格化する直前に服用することが肝要です。