結婚式の招待状や案内状に記載された「平服でお越しください」という一言を、「普段着のカジュアルウェアで来てよい」と解釈してしまう人が後を絶ちません。しかし、マナー用語における平服とは「タキシードや燕尾服のような正礼装ではなく、略礼装(スーツ)で十分です」という意味の社交儀礼です。
結婚式二次会メンズ服装においても、ノーネクタイの普段着デニムやプリントTシャツ、スニーカーで会場に現れるのは同席者への配慮に欠けます。二次会会場がダイニングバーやカフェであっても、ネイビーのジャケットにグレーのウールスラックスを合わせたジャケパンスタイルを基本とし、襟付きのドレスシャツを合わせるのが最低限の礼儀です。
もしノータイスタイルが許容されるオープンな雰囲気のパーティーであっても、首元がだらしなく開かないようボタンダウンやワイドカラーの美しいシャツを選び、胸元には必ずシルクのポケットチーフを挿してください。これだけで「崩した」のではなく「計算された引き算」として周囲に映るようになります。