コチのさばき方完全攻略!危険なトゲの真相と骨を断つプロの裏技

コチのさばき方完全攻略!危険なトゲの真相と骨を断つプロの裏技

コチのさばき方完全攻略!危険なトゲの真相と骨を断つプロの裏技の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

底生魚(ベントス食)であるコチを刺身で食べるにあたり、避けて通れないのが寄生虫リスクです。コチのアニサキス・寄生虫の真相について、ネット上では「海底にいる魚だからアニサキスはいない」「泥臭い魚には危険な寄生虫がうじゃうじゃいる」といった極端な言説が散見されますが、これらはどちらも科学的に誤りです。

マゴチはハゼ、メゴチ、キスなどの小魚やエビ・カニを捕食するため、アニサキスの寄生リスクは確実に存在します。特に内臓の表面(肝臓や腸管の周り)に渦巻き状になって付着しているケースが多く見られます。魚が死んで時間が経過すると、アニサキスは内臓から腹腔壁を突き破って身(特に腹側のハラス周辺)へと移行します。

そのため、釣獲後すぐに内臓を抜くこと、そして三枚におろした際に強い光(バックライトや白色LED)にサクをかざして目視確認する「透光検査」が極めて効果的です。また、コチの体表やエラには時折「ウオジラミ」や「ヒジキムシ」などの甲殻類系寄生虫が付着していることがありますが、これらは人間に寄生することはなく、付着部を取り除けば食肉としての安全性に問題はありません。万が一のアニサキス症を防ぐには、生食用のサク取り時に細かく包丁目を入れるか、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍する処置が確実です。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。