Q1:夫源病は病院で診断書を書いてもらえますか?
A1:夫源病自体は国際疾病分類(ICD)に収載された正式な病名ではないため、「夫源病」という名称での診断書発行は原則として行われません。ただし、心療内科や精神科において、その病理的背景を反映した「適応障害」「重度自律神経失調症」「抑うつ状態」などの正式病名で診断書を取得することは十分に可能です。この診断書は、別居や調停離婚を進める際の重要な証拠資料となります。
Q2:夫に「あなたが原因で病気になっている」と直接伝えても大丈夫ですか?
A2:感情的に直接ぶつけることは避けるべきです。モラハラ傾向の強い夫の場合、「責任転嫁するな」「俺を悪者にするのか」と激昂し、暴言が激化して妻側がさらに深く傷つくリスクがあります。伝える際は、医師やカウンセラーなど信頼できる第三者の同席のもとで客観的な検査データ(血圧記録など)を示しながら伝えるか、まずは手紙やメッセージなど冷静なテキスト媒体で事実のみを伝える手法が推奨されます。
Q3:夫源病を理由に夫から慰謝料を取って離婚することは可能ですか?
A3:単に「性格が合わない」「夫源病になった」という主張だけでは慰謝料請求は困難ですが、夫の10の禁句に代表される発言が「継続的かつ執拗な精神的虐待(モラハラ)」に該当すると法的に立証できれば、民法第770条1項5号の「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚が認められ、慰謝料請求の対象になります。日々の暴言の録音データ、詳細な日記、心療内科の通院履歴を蓄積しておくことが必須条件です。