リトマス紙をマスターした後に立ちはだかるのが、BTB溶液とフェノールフタレイン溶液の暗記です。これらも高校入試理科語呂合わせを味方につければ、一切の迷いを断ち切ることができます。
BTB溶液の色の変化(酸性・中性・アルカリ性)の最もスマートな覚え方は、「信号機」のメタファーです。
- 酸性:黄色(注意)
- 中性:緑色(安全・平穏)
- アルカリ性:青色(進め・青信号)
街の信号機と同じく「黄・緑・青」の順序で酸性からアルカリ性へと並んでいるため、視覚的に想起するだけで試験中の思い出し時間はわずか2秒で済みます。文字の響きで覚えたい生徒には、「黄色い(黄)ミ(緑)かんはア(青)ルカリ」というフレーズも定番です。
次にフェノールフタレイン溶液色の変化ですが、抑えるべきルールは「アルカリ性だけに反応して赤くなる」という一点のみです。酸性や中性では無色透明のままピクリとも反応しません。これを刻み込む語呂合わせとして、受験界屈指の知名度を誇るのが「フタを開けたら赤毛のアン(フェノールフタレイン=赤色=アルカリ性)」というフレーズです。アンモニアの噴水実験でフラスコ内が鮮やかな赤色に染まるビジュアルとセットで脳裏に焼き付けておけば、失点のリスクはゼロになります。