股関節手術の名医はどう選ぶべき?過去の実績ランキングと後悔しない基準

股関節手術の名医はどう選ぶべき?過去の実績ランキングと後悔しない基準

股関節手術の名医はどう選ぶべき?過去の実績ランキングと後悔しない基準に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

変形性股関節症などの痛みを根本から解決する際、何を基準に執刀医を選べば後悔を防げるのでしょうか。過去のネームバリューやネット上の漠然とした評判に惑わされないための、確固たる4つの選定基準が存在します。

第1の基準は、整形外科専門医および日本股関節学会の専門医・指導医の資格を有し、執刀医本人の年間症例数が100例以上維持されているかという点です。病院全体で年間500例を実施していても、主治医が年間数例しか執刀していないケースでは技術の熟練度に懸念が残ります。「病院の実績」と「担当医個人の実績」を混同しない姿勢が極めて重要です。

第2の基準は、筋肉間隙から進入する前方アプローチ(DAA)や前外側アプローチ(ALS)などの最小侵襲手術MISに精通しているか否かです。さらに、近年急速に普及したロボットアーム支援手術(Makoシステムなど)やポータブルナビゲーションを適切に使いこなし、インプラントを0.1ミリ・1度単位の精度で正確に設置できる技術的バックボーンがあるかを確認すべきです。

第3の基準は、軟骨や骨の変形が初期段階の患者に対して、人工関節だけでなく股関節鏡視下手術(内視鏡手術)や骨切り術という「自骨を温存する選択肢」を提示できる柔軟性です。自らの得意な単一の術式に誘導するのではなく、患者の年齢、骨形態、活動レベルに応じた最適な治療法を提示できる医師こそが真の名医と呼べます。

第4の基準は、セカンドオピニオンを求めた際の対応姿勢です。一流の執刀医ほど自らの診断と技術に確固たる根拠を持っており、他院の意見を聞きたいという申し出に対して嫌な顔ひとつせず、画像データや診療情報提供書を即座に準備してくれます。「私の腕が信用できないのか」と不快感を示すような医師は、どれほど過去の実績があろうとも選択肢から外すのが賢明です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。