衣装本体の華やかさに目を奪われ、見落としがちなのが七五三7歳着物髪型と小物セットの組み合わせです。7歳の装いには、筥迫、志古貴、末広(扇子)、帯締め、帯揚げなど、大人の女性顔負けの装飾品がフルセットで要求されます。
現場で多発するアクシデントの筆頭は「草履による靴擦れ」です。履き慣れない硬い草履で砂利道の参道を歩かされた子どもは、100メートルも持たずに歩行不能に陥ります。プロの着付け師や経験豊富な先輩ママは、以下の実戦対策を徹底しています。
- スニーカーを持参する:撮影時とご祈祷の瞬間以外は、普段履き慣れたスニーカーやサンダルで移動する。
- 草履用バンドを用意する:かかとが脱げやすい幼児期には、草履のかかとを固定するゴム製バンドを装着する。
- 足袋の試し履き:ネットレンタルで届いた新品足袋が硬く、指の間を痛めるケースを防ぐため、事前にストレッチ素材の足袋を履かせて慣れさせる。
髪型に関しても注意が必要です。格式高い「日本髪(新日本髪)」を結う場合、びんづけ油や逆毛で頭皮が引っ張られ、頭痛を訴える子どもが少なくありません。痛みに敏感な子の場合は、ふんわりとした洋髪シニヨンや編み込みスタイルを選び、ドライフラワーやアンティーク調の髪飾りを合わせるのが現代のスマートな選択肢です。