同年6月5日、東京地方裁判所で開かれた初公判には、一般傍聴席わずか21席に対して1266人もの希望者が列を作りました。法廷にスーツ姿で現れたピエール瀧は、起訴内容を全面的に認め、深々と頭を下げて謝罪の言葉を述べました。
公判の中で明かされたのは、常習性の深さと自身の甘さでした。「仕事のオファーが途切れない中で、薬物を使ってもコントロールできていると過信していた」と語り、自らの愚かさを悔恨。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護護側は執行猶予付きの判決を求めました。
そして同年6月18日、東京地裁は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡しました。裁判官は「長期間にわたる親和性があり、依存性も認められるが、反省の態度を示し再犯防止の治療プログラムを受けている」と量刑理由を説明。控訴は行われず、判決はそのまま確定しました。