『ラスト・シンデレラ』は、仕事に没頭するあまりヒゲが生えてきたと焦る39歳の美容師・遠山桜(篠原涼子)と、ひょんなことから彼女に近づく24歳の青年・佐伯広斗(三浦春馬)の恋を描いたラブコメディです。当時23歳だった三浦春馬の洗練された色気と、コメディエンヌとしての実力を遺憾なく発揮した篠原涼子の掛け合いは、木曜劇場の枠を超えた熱狂を生み出しました。
初回視聴率11.4%からスタートした同作は、回を追うごとに視聴率を伸ばし、最終回では17.8%を記録。右肩上がりの推移を見せた背景には、単なる年下男子との恋愛にとどまらない、大人の女性が抱えるリアルな葛藤や生き様を丁寧に描き出した脚本の力がありました。
特に、広斗が見せる無邪気な笑顔と時折覗かせる切ない表情のギャップは、多くの視聴者を虜にしました。当時すでに実力派俳優としての地位を築いていた三浦春馬にとって、佐伯広斗役は新たな大人の魅力を世に知らしめる決定打となったのです。