作中でシンが愛用する帽子の多くは、イギリスを代表するアヴァンギャルド・ブランドVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のコレクションや、70〜80年代のロンドンパンクカルチャーに深く根ざしています。
矢沢あい氏自身が熱烈なヴィヴィアン愛好家として知られており、作中に登場するブラックストーンズのメンバーの愛用アイテムには、同ブランドの実際のコレクションピースが忠実に反映されています。シンが被る特徴的なヘッドウェアも、ヴィヴィアンのアーカイブに登場するムートンキャップやアニマルモチーフの帽子、あるいはロンドンの伝説的ショップ「SEX」「SEDITIONARIES」の流れを汲むデザインが色濃く投影されているのが特徴です。
完全な一対一のオフィシャルコラボレーション商品として描かれているものだけでなく、矢沢氏独自の美意識によってヴィヴィアンのエッセンスを再構築したオリジナルデザインも存在し、それがシンのミステリアスな少年性をより一層際立たせています。