パブロンを睡眠薬代わりに飲むことの隠れた弊害として、「睡眠構造自体の破壊」と「翌朝の強い倦怠感(持ち越し効果)」が挙げられます。
抗ヒスタミン薬によってもたらされる睡眠は、自然な眠りのサイクル(ノンレム睡眠とレム睡眠のバランス)とは大きく異なります。脳の覚醒を無理やり麻痺させている状態に近いため、深いノンレム睡眠(徐波睡眠)や正常なレム睡眠が減少し、長時間の睡眠をとったとしても脳や肉体の疲労回復が十分に行われません。
さらに、抗ヒスタミン成分は体内に長く残留する特徴があります。そのため、起床後も頭のふらつき、集中力の著しい低下、強い眠気、口の渇きなどが残り、仕事中の事故や自動車の運転トラブルを招く危険性が極めて高くなります。