高橋みなみさんの健康問題を語る上で避けて通れないのが、AKB48時代に背負っていた桁外れのプレッシャーと身体的負荷です。
グループの初代総監督として、数百人規模のメンバーをまとめ上げながら自身も選抜メンバーとしてフロントに立ち続けた日々は、想像を絶する過酷さでした。2011年に公開された公式ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on』やコンサートのメイキング映像では、西武ドーム公演などの極限状態において過呼吸で倒れ込み、スタッフに抱えられて酸素吸入を受ける様子が生々しく記録されています。
当時の特番インタビューや自著『リーダー論 ひたむきに直す』などで語られた手記を振り返ると、睡眠時間は連日2〜3時間、食事も喉を通らない日が続き、一時期は公式身長148cmに対して体重が37kg前後まで落ち込んでいたことが明かされています。精神的な緊張の糸が張り詰めていたため、当時はアドレナリンだけで身体を動かしていたと関係者も証言しています。
この時代の「いつ倒れてもおかしくない自己犠牲のリーダー像」が、現在に至るまでファンの保護本能と健康への不安を刺激し続ける最大の根拠となっています。