そもそも、チーフ・インパクト・オフィサー(CIO)とはどんな責任を担う役職なのか。一言で言えば、企業活動が及ぼす社会的・環境的な成果を数値化し、経営戦略とブランド価値の双方を極限まで高める司令塔だ。
従来のCSR(社会貢献)部門が「利益の還元」に終始していたのに対し、CIOは事業そのものの成長モデルへ介入する。2026年現在の米国における年収水準は、基本給だけで25万〜50万ドル(約3,800万〜7,600万円)クラス。成果連動型の株式報酬を含めれば数億円規模に達する事例も珍しくない。それだけ経営の命運を握るポジションなのだ。