松竹梅はどれが上?本来は優劣なしの真相と料理店の格付けを徹底解剖に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
メニューに並ぶ松竹梅ですが、実は料理のジャンルによって「価格差の中身」が劇的に異なります。特に代表例である「寿司」と「うなぎ」では、格付けの構造が根本から食い違っています。
業態・料理一般的な松竹梅の違い2026年現在の相場目安編集部の見解・選び方寿司(にぎり・ちらし)ネタのグレード・希少部位
(梅:赤身・白身・玉子中心/松:大トロ・ウニ・イクラなど高級魚介)梅:1,800〜2,500円
竹:3,000〜4,200円
松:5,000〜7,500円原価率の違いがダイレクトに反映される。贅沢感やハレの日を味わうなら「松」一択。うなぎ(うな重・丼)うなぎの目方(尾数・グラム数)
(仕入れ元・タレ・焼きの技術・米の質は全ランクで同一)梅(半身〜3/4尾):3,500円前後
竹(1尾):4,500〜5,500円
松(1.5尾〜2段):6,500〜8,500円味の質は変わらないため、純粋に「胃袋の許容量」と「満腹感」で選ぶのが最も合理的。会席・コース料理品数およびメイン食材の格
(竹以上で黒毛和牛や伊勢海老、松で鮑や季節の高級珍味など)梅:6,000〜8,000円
竹:10,000〜13,000円
松:18,000〜25,000円接待や顔合わせでは中庸の「竹」が最も無難かつ満足度のバランスが良い。
長年営業を続ける老舗うなぎ専門店の店主らに取材すると、共通して次の答えが返ってきます。「うな重の松竹梅は、うなぎの質に差をつけているわけではありません。同じ池子(養殖場)から仕入れた同じ等級のうなぎを、半身載せるか、一尾載せるか、一尾半載せるかという純粋な『重量の差』です」。
つまり、うなぎ屋で「一番安い梅を頼むと不味いのではないか」と心配する必要はまったくありません。職人の焼きやタレのクオリティは完全に均一であるため、小食な方や酒の肴として楽しみたい方は迷わず「梅」を注文するのが通の頼み方です。
一方で寿司屋の松竹梅は、明確に「寿司ネタのグレード(原価)」が異なります。梅にはマグロの赤身、イカ、タコ、コハダ、玉子など大衆的な魚介が並びますが、松になると大トロ、バフンウニ、天然車海老、煮穴子といった高級ネタが一気に顔を揃えます。仕入れ値そのものが数倍異なるため、寿司において松と梅は全く別物の体験になると理解しておく必要があります。