改札の外へ一歩足を踏み出すと、東口と西口で朝の表情はガラリと姿を変えます。利用シーンや好みのテイストに応じて出口を使い分けることこそ、新宿モーニングを制する最大の秘訣です。
まず、新宿駅東口のモーニングでおすすめしたい筆頭格は、前述の「ベルク」に加え、新宿三丁目方面へと続く地下通路沿いの純喫茶群です。新宿サンツリービル周辺やルミネエスト地下連絡通路には、古き良き昭和のネルドリップ珈琲と分厚いバタートーストを提供する老舗喫茶が点在しています。東口エリアの魅力は、サブカルチャーとビジネスが混ざり合う独特の空気感の中で、時間を忘れて思考を整理できる落ち着いた空間にあります。
対照的に、高層ビル街を背後に控える新宿駅西口の朝ごはん人気スポットは、「実用性と圧倒的なコスパ」に特化しています。小田急エース地下街や京王モールに根を張る名店「おだむすび」では、朝7時台からふっくらと握られたおむすびと温かい味噌汁、小鉢がセットになった朝定食がワンコイン前後で楽しめます。オフィス街へ向かう動線上に位置するため、注文から提供までのオペレーションは無駄がなく、新宿駅の朝ごはんを安いコスパで手早く済ませたい層にとって絶対的なオアシスとして支持されています。