持続血糖測定器を検討するにあたり、最も混乱が生じやすいのが「医療保険が使えるか否か」という線引きです。日本の公的医療保険制度において、CGMが保険適用となる条件は厳格に規定されています。 【主な保険適用の条件】 厚生労働省の診療報酬点数表に基づき、原則として「インスリン製剤の自己注射を定期的かつ頻回(通常1日1回以上、主に1日3〜4回)に行っている糖尿病患者」が対象となります。1型糖尿病患者の多く、および強化インスリン療法を行っている2型糖尿病患者がこれに該当します。 内服薬のみで治療している2型糖尿病患者や、境界型糖尿病(予備群)、健康診断でHbA1cの数値を指摘された段階の人は、原則として保険適用の対象外となります(※一部の教育入院や短期検査入院等を除く)。 【費用の実勢価格】
- 保険適用の場合(自己負担3割):再診料、在宅自己注射指導管理料、血糖自己測定器加算などを合算し、月額の窓口負担はおよそ4,000円〜7,000円前後となります(SMBGチップの処方枚数や付帯管理料により変動)。
- 自費購入(全額自己負担)の場合:予防医療やダイエット、食事改善目的で使用する場合、医療機関での自費診療パッケージ、または正規販売代理店や大手調剤薬局、Amazon等のECサイトで直接購入します。リブレ2のセンサー単体価格は1個あたり約7,500円〜8,500円。1カ月(2個)使用すると約15,000円〜17,000円のランニングコストが発生します。
フリースタイルリブレのセンサーは、高度管理医療機器に分類されているものの、処方箋なしで一般の薬局や認可を受けたオンラインストアで購入可能です。医師の診察を受けずに個人が生活改善ツールとして導入できるハードルの低さが、近年のセルフケアブームを後押ししています。