長期休載を経て再始動した『テラフォーマーズ』の最新話では、火星での悲劇を遥かに凌駕するスケールで地球規模の戦闘が激化しています。かつて火星探索調査チーム「アネックス1号」で戦った戦士たちと、地球侵略を本格化させたテラフォーマー軍団、さらには自国の覇権を狙う国家首脳陣の謀略が複雑に交錯する展開です。
最新エピソードにおける最大のハイライトは、膝丸燈(ひざまる あかり)が自らの限界を超えて発動した新たな変異形態と、宿敵との直接対決にあります。燈の持つ「オオミノガ」と未知の遺伝子特性が融合し、かつてない出力の糸と刀撃が敵前線を瞬時に制圧。読者からは「初期の緊迫感と爽快感が完全に甦った」と絶賛の声が上がっています。
一方で、精神的支柱でありながら敵組織に囚われ利用されていた小町小吉(こまち しょうきち)をめぐる救出作戦も最大の山場を迎えました。過去の因縁と過酷な肉体改造に苦しむ小吉の悲痛な叫びと、彼を師と仰ぐ燈たちの想いが激突するシーンは、単なるバトルマンガの枠組みを超えた重厚な人間ドラマを紡ぎ出しています。