ディズニーシーにおける恐怖の象徴といえば、間違いなく「タワー・オブ・テラー」だろう。1899年の大晦日に起きたオーナー失踪事件の現場である「ホテルハイタワー」が舞台だ。強欲な大富豪ハリソン・ハイタワー三世が、アフリカの魔境から強奪した呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」を持ち帰ったことで惨劇の幕が上がった。
このアトラクションがもたらす体験は、単なる垂直落下型のフリーフォールにとどまらない。ゲストはステンドグラスが割れ砕ける怪奇現象を目の当たりにし、不気味なエレベーターへと乗り込む。ハイタワー三世が辿った悲惨な末路を体験する過程で味わう冷や汗は、まさに本格的なホラー体験そのものだ。