猫の尿トラブルを早期に察知するためには、日常の行動パターンの変化にいち早く気づく観察力が欠かせません。もっとも典型的な猫がトイレに何度も行くのに出ないという状態は、膀胱に強い違和感や残尿感がある証拠です。
見落としてはならない猫の尿閉症状には、以下のようなサインがあります。
・トイレの砂の上で長く腰を落として力むが、1滴も出ないかポタポタと数滴しか出ない
・排尿時に痛がって「ギャー」「ウー」と激しい鳴き声をあげる
・ペニス周辺や下腹部をしきりに舐め続ける(過剰グルーミング)
・トイレ以外の場所(ひんやりした床、バスマットなど)で排尿姿勢をとる
・下腹部(後ろ足の間)を触ると、ピンポン球〜テニスボール大の硬い塊が触れる
多くの飼い主が「便秘で力んでいる」と勘違いし、受診が遅れるケースが後を絶ちません。力んでいるのに便も尿も確認できない場合は、排尿障害を最優先で疑う必要があります。