学名「Ficus umbellata」を持つこの植物は、クワ科イチジク属に分類される。18世紀に近代分類学の父と呼ばれるカール・フォン・リンネが植物の体系的な命名法を確立して以来、イチジク属(フィカス)は地球上で最も多様で強靭な樹木群の一つとして研究されてきた。
原産地は熱帯アフリカ。乾季と雨季が明瞭な過酷な自然環境を生き抜くため、広く薄い葉で効率よく陽光を受け止め、幹に水分を蓄える適応力を身につけた。「ウンベラータ(umbellata)」という名は、ラテン語で「日傘」を意味するアンブレラ(umbrella)と同源であり、放射状に広がる葉の形状を的確に表している。園芸学の観点からも、日本の気候環境に対する適応力は非常に高く、屋内グリーンとしての信頼性は折り紙付きだ。