日本の科学館といえば、東京・上野の国立科学博物館や、お台場の日本科学未来館が広く知られている。国立科学博物館が自然史や科学技術史の圧倒的なアーカイブを誇り、日本科学未来館が先端科学と人間社会の哲学的な関係を問うのに対し、大阪科学技術館の強みは圧倒的な「現場感」と「企業連携」にある。
出展企業が自社の看板技術を惜しみなく持ち込み、実際の開発現場で起きているブレイクスルーを直接持ち込んでいるため、展示されている技術の鮮度が極めて高い。日本のものづくりを支えるエンジニアたちの情熱がそのままブースに落とし込まれている点は、他館にはない唯一無二の魅力だ。