名実ともにチームの精神的支柱である主将・石川祐希。イタリア最高峰のリーグで磨き抜かれた戦術眼は、もはやコート上の指揮官そのものだ。相手ブロックの配置を瞬時に見抜き、わずか数センチの隙間にボールを落とし込む技術は円熟味を増している。
一方、若き天才・高橋藍は守備職人としての堅実さと、バックアタックからの強打という二刀流に磨きをかけた。後衛に回っても攻撃の脅威が落ちない彼の存在が、相手ブロッカーのマークを極限まで分散させる。
そして、感情を爆発させて空気を一変させる西田有志。サウスポーから繰り出される豪快なスパイクと、時速120キロを超えるノータッチエースは、劣勢に立たされた局面で最大の武器となる。この3人が同時にコートに立った時の爆発力こそ、龍神NIPPONが世界最強の一角と呼ばれる最大の理由だ。