SNSやフィットネス動画で「ヒップアップにはスクワット一択」という情報を目にすることが多々あります。しかし、ここには大きな落とし穴が存在します。
デスクワーク等でお尻の筋肉が機能停止(いわゆるグルート・アムネシア=大臀筋健忘症)に陥っている人がいきなりスクワットを行うと、お尻ではなく「前太もも(大腿四頭筋)」や「腰」が代償動作として使われてしまいます。その結果、お尻は垂れたまま太ももばかりが太くなり、最悪の場合は腰痛を悪化させる結果となります。
「鍛える前にまず緩める」「正しい筋肉の収縮を意識できるようにする」という順序を守ることが、遠回りに見えて最も確実な成功法則です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
- 即座に取り組むべき人:デスクワーク中心で立ち上がり時に腰やお尻が重い人、階段の上り下りで疲れやすい人、ヒップトップの低下が気になる人。
- 医師の診察を優先すべき人:足先に強い痺れや感覚麻痺がある人、安静時や就寝時にも激痛が続く人、排尿・排便障害を伴う人(腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の疑いがあるため自己流の運動は厳禁)。