リバスタッチパッチの薬効を最大化し、皮膚トラブルを未然に防ぐためには、添付文書に準拠した厳格な手順の徹底が欠かせません。
貼る場所の選定:
推奨部位は「背部(背中)」「上腕部(二の腕の外側)」「胸部(前胸部)」のいずれかです。認知症患者自身が気にして剥がしてしまう恐れがある場合は、本人の手が届きにくい背部の中央から上部が最も推奨されます。傷や湿疹のある部位、極端に体毛が濃い部位、ベルトなどで圧迫される部位は絶対に避けてください。
正しい貼り方の手順:
- 貼布部位の汗や皮脂を乾いたタオルなどで優しく拭き取り、完全に乾かす(入浴直後の水分が残った状態は剥がれやすさの原因)。
- パッチのライナー(保護フィルム)を半分剥がし、貼布部位に密着させながら残りの半分をゆっくり剥がす。
- 手のひら全体でパッチの上から約10〜15秒間しっかりと均等に圧着する。
途中で剥がれた場合の対処:
日常生活の中でパッチが脱落してしまった場合、テープなどで無理に再利用して貼り直すことは避けてください。接着力が落ちて十分な薬効が得られないばかりか、皮膚への刺激が増大します。
剥がれた場合は、直ちに新しいパッチをこれまで貼っていた場所とは異なる新しい部位に1枚貼り直します。その際、次の貼り替え時刻は変更せず、あらかじめ決められていた定時に通常通り貼り替えを行ってください。