宿泊予約サイトを巡回していると、「1か月前なのに旭橋駅前の東横INNだけ空室が全くない」「満室続きで予約が取れない」という声を頻繁に目にする。この東横INN那覇旭橋駅前の予約が取れない理由には、チェーン独自の会員優遇制度と強固な需要構造が存在する。
東横INNクラブ会員には、一般予約受付(3か月前)よりも大幅に早い「最大6か月前」からの先行予約権が付与されている。さらに旭橋という立地は、沖縄県庁、那覇市役所、泉崎のオフィス街に直結しているため、大手法人契約を持つ常駐の出張族が数か月先までカレンダーを埋めているケースが珍しくない。これに加えてインバウンド観光客の個人旅行(FIT)需要が重なるため、一般ユーザーが旅行サイトを覗いた頃にはすでに部屋が払底しているように見えるのだ。
ただし、一度満室になっていても諦めるのは早計だ。東横インは宿泊当日のキャンセル料規定が他系列に比べて良心的な側面があり、出張スケジュールの変更や旅程の見直しによって、宿泊日の3日前から前日にかけてまとまったキャンセル枠が放出される頻度が高い。公式アプリ通知や直前空室チェックを粘り強く行うことが、満室回避の極めて実戦的な突破口となる。