医療費控除とふるさと納税の併用で損?確定申告の罠と限度額を徹底解説

医療費控除とふるさと納税の併用で損?確定申告の罠と限度額を徹底解説

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国税庁や自治体の相談窓口、税理士会への相談事例を分析すると、確定申告初心者が陥りがちな典型的な失敗パターンが浮かび上がってきます。

現場で最も多く報告されるのは、「医療費控除の領収書集めに終始し、ふるさと納税の申告を完全に忘れていた」という事例です。特にインプラント治療や出産などで多額の出費があった年は医療費控除の計算に意識が集中し、すでにワンストップ申請を済ませた安心感から寄附金受領証明書を放置してしまう心理的トラップが存在します。

また、「家族の中で誰が申告するか」による損失も見逃せません。医療費控除は「生計を一にする親族」の医療費を合算し、世帯内で最も所得の高い(税率の高い)人物がまとめて申告したほうが所得税の還付率は高くなります。夫婦共働き世帯で安易に妻側の口座から支払った医療費を妻側で個別に申告し、税率差による還付金メリットを逃している実態も取材現場で頻繁に確認されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。