現代の栄養学が示す結論は、「酸性食品=悪、アルカリ性食品=善」という二元論からの脱却です。肉や魚などの酸性食品は、筋肉や内臓、免疫細胞をつくる良質な動物性タンパク質や必須アミノ酸、鉄分、ビタミンB群の宝庫であり、健康維持に欠かせません。
酸性食品を過度に恐れて排除するのではなく、酸性食品の代謝負荷を相殺するようにアルカリ性食品を組み合わせる「1対2のバランス」を意識するのが現実的です。
・焼肉やステーキを食べる際は、サンチュや焼き野菜、ワカメスープをセットにする
・主食の白米に、海藻サラダやキノコたっぷりの味噌汁を合わせる
・間食や朝食に、カリウム豊富なバナナや柑橘類を取り入れる
食材のアルカリ度を気にして神経質になるのではなく、主菜(タンパク質)に対して倍量の副菜(野菜・海藻・きのこ)を合わせる意識を持つことが、尿環境を整え、生活習慣病を防ぐ理想的なアプローチとなります。