検索エンジンで平久保ビーチを調べると、「立入禁止」「侵入不可」といった不穏なキーワードが散見されます。この噂の真相を取材・検証すると、主に「牧草地・私有地への誤進入」と「自然保護区の保全ルール」の2つの要因が浮かび上がってきます。
平久保半島一帯は、石垣牛の放牧地をはじめとする広大な私有牧場が隣接しています。海岸へ続く小道の中には、牧場主が管理する私有地を横切るルートや、家畜の防疫・脱走防止のためにゲート(防護柵)が設置されている場所が存在します。これらを一般の散策路と誤認して立ち入る観光客が後を絶たず、地域住民との間で看板設置などの摩擦が生じた経緯があります。
また、西表石垣国立公園の第1種・第2種特別地域に指定されているエリアでは、貴重な海浜植物の保護やウミガメの産卵環境保全のため、車両の乗り入れや特定区域への立ち入りが制限されています。「ビーチ全体が閉鎖されている」わけではありませんが、「公道からアクセス可能なルート以外は一切進入してはならない」というのが正確な事実です。