作業現場やDIYコミュニティの検証から見えてくる、頻出トラブルとその即効対処法を解説します。
失敗例1:マンドレルが途中で噛み込み、リベッターが外れなくなった
リベッター内部の「ジョー(爪)」の摩耗やゴミ詰まり、あるいは引きしろが足りない状態で無理にこじると、破断前の芯棒を噛んだままロックすることがあります。この場合は、本体後部の調整ネジを緩めるか、ノーズピースをスパナで少し緩めることでジョーが開き、安全に解放できます。定期的にジョー内部へ注油・清掃を行うことが予防策となります。
失敗例2:母材同士の間に隙間が空いたまま固定された
リベットを引き抜く際、母材を密着させる押し込み圧力が足りないと、リベットの膨らみが母材の「間接部」で広がってしまい、部材同士が浮いた状態で固まります。これを防ぐには、カシメ終わる最後の瞬間まで、リベッターのノーズピースを母材へ強く押し付け続ける意識が不可欠です。