第4期において見逃せない最大のトピックの一つが、アニメーション制作体制のアップデートです。クレジット表記上、これまでの「studioぴえろ」から、同社の新鋭制作スタジオブランドである「PIERROT FILMS」へと体制が移行されました。
studioぴえろは近年、制作ラインの最適化とハイクオリティ作品の創出を目指し、スタジオ機能の再編を推進してきました。PIERROT FILMSはその中核を担うブランドであり、従来のTVアニメーションの枠組みを超えた作画密度と映像表現を追求する組織です。
監督やシリーズ構成を中心とした中核スタッフ陣は、赤塚不二夫イズムの真髄である「ナンセンスと毒、そしてかすかな哀愁」を理解し尽くしたメンバーが継続して指揮を執っています。ギャグアニメでありながら、時に実験的なアートワークやアクションアニメ顔負けのカメラワークを投入してくる『おそ松さん』のDNAは、新ブランドのもとでより洗練された形で結実しています。