機内で着陸態勢に入った途端、子供や赤ちゃんが激しく泣き出す光景は珍しくありません。小さな子供は耳管が大人に比べて短く水平に近いため圧調整が苦手な上、自力で意図的に耳抜きを行うことができません。激しい耳の痛みを言葉で伝えられないため、泣くことで苦痛を訴えているのです。
飛行機での子供や赤ちゃんへの耳抜き対策として、以下の3つのアプローチが極めて有効です。
- 授乳・ミルク・ストローマグの活用:着陸降下のアナウンス(着陸約30分前)が流れたら、水分補給を開始します。吸い込む動作と飲み込む動作が連続することで、耳管が自然と開きます。
- 一口サイズのおやつやグミを噛ませる:幼児期のお子様には、噛みごたえのあるグミやおせんべいを与え、顎を大きく動かすよう促します。
- あくびの誘導とおもちゃでのリラックス:緊張で喉の筋肉が強張ると耳管が開きにくくなります。大人があくびの手本を見せたり、声かけで口を大きく開けさせたりすることが効果的です。
眠っている子供は嚥下回数が落ちて激痛で飛び起きることが多いため、降下が始まる前に優しく起こし、飲み物を飲ませるタイミングを作ることがトラブル回避の秘訣です。