泥臭さは消せる?プロが教えるどじょうの美味しい食べ方と下処理の極意

泥臭さは消せる?プロが教えるどじょうの美味しい食べ方と下処理の極意

泥臭さは消せる?プロが教えるどじょうの美味しい食べ方と下処理の極意について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご確認ください。

どじょうの美味しさを最大限に引き出すためには、現場で培われたプロの調理理論を知ることが近道です。ここでは、名店が実践する鍋の食べ方と、家庭のキッチンで完璧な仕上がりを実現する揚げ物の技術をレポートします。

老舗「桔梗家」に学ぶどぜう鍋の正しいいただき方

東京下町の銘店として知られる「両国どぜう桔梗家」の流儀に見られるように、浅い鉄鍋に隙間なく敷き詰められたどじょう鍋は、火加減と薬味の使い方が味の決め手となります。鍋を火にかけ、割り下がグツグツと沸き立ってきたら、別皿で山盛りに供される刻みネギを鍋一面に覆い尽くすように投入します。骨抜きの場合は加熱前の生の状態から火を通すため、一度身を丁寧にひっくり返してからネギをかぶせるのがコツです。

ネギが割り下の蒸気でしんなりとした瞬間が食べ頃です。熱々の身にネギをたっぷりと絡め、お好みで粉山椒や七味唐辛子を振って口へ運ぶと、甘辛いタレの奥からどじょうの柔らかな旨味が広がり、ネギの清涼感と山椒の刺激が見事なハーモニーを奏でます。

家庭で作る「絶品サクサク唐揚げ」の二度揚げ工程

家庭で活どじょうや下処理済みの生どじょうを手に入れた際、最も失敗が少なく美味しく仕上げられるのが唐揚げです。身の水分を抜き、骨までスナックのように香ばしく揚げるプロの技術は以下の手順で完成します。

  1. 下味の浸透:水気をキッチンペーパーで完全に拭き取ったどじょうに対し、醤油・酒・生姜汁各小さじ1を回しかけ、約5分間馴染ませます。生姜が川魚のわずかなクセを完全に打ち消します。
  2. 薄衣の徹底:表面の余分な水分を軽く抑え、片栗粉を全体に薄く均一にまぶします。粉が厚すぎると油っぽさの原因になります。
  3. 160℃の低温揚げ(3〜4分):まずは160℃の低温に熱した油でじっくりと加熱します。内部までじわじわと火を通し、一度引き上げてバットで余熱を通します。
  4. 180℃の高温二度揚げ(約1分):仕上げに油の温度を180℃に引き上げ、外側をカリッと二度揚げします。高温で一気に水分を飛ばすことで、太い骨までホロホロに砕ける極上の食感が生まれます。
中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。