韓国語の乾杯はコンベだけじゃない?知らなきゃ危険なマナーと最新事情

韓国語の乾杯はコンベだけじゃない?知らなきゃ危険なマナーと最新事情

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韓国の酒席において、言葉遣い以上に人間性を厳しくチェックされるのが韓国お酒のマナーです。日本でも上司への注ぎ方などは存在しますが、韓国のそれは儒教思想に基づく「長幼の序(年長者を敬う精神)」が骨の髄まで浸透しており、礼儀を欠くと深刻な人間関係の摩擦に発展します。

最も象徴的な作法が、韓国お酒マナー顔を横に向ける理由に直結する飲酒姿勢です。目上の人と飲む際、韓国では相手の正面を直視しながら喉を鳴らしてお酒を流し込む行為は「極めて無作法で挑戦的な態度」とみなされます。年長者への敬意を示すため、体を45度から90度ほど斜め横へ向け、グラスを持つ手とは反対の手で口元を隠すようにして静かに飲むのが鉄則です。

韓国語乾杯目上の人と同席する場合に順守すべき必須ルールは、以下の3点に集約されます。

第1に、グラスを合わせる高さです。乾杯の際、目上の人が差し出したグラスよりも自分のグラスの縁を必ず数センチ低い位置に当てなければなりません。同じ高さで激しく打ち当てる行為は「同等あるいは見下している」と受け取られかねないため、注意を払う必要があります。

第2に、お酒を注ぐ・受ける際の手の添え方です。相手にお酒を注ぐ際は、右手で瓶を持ち、左手を右肘または胸のあたりに軽く添えます。逆に自分が受ける際も、両手でグラスを包み込むように持つのが基本作法です。片手でお酒を注いだり受けたりすることは、相手が年下か極めて親しい同級生でない限り許容されません。

第3に、手酌の厳禁です。韓国では自分で自分のお酒を注ぐ「手酌(チャジャク)」はタブー視されます。「手酌をすると前の席にいる人の運気が下がる」「結婚相手が見つからなくなる」といった俗信が存在するほど嫌がられるため、相手のグラスが空いたらすかさず注ぎ合い、お互いの杯を満たすのが伝統的なコミュニケーションです。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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