交代劇の直後、視聴者の間では激しい議論が巻き起こりました。当時のSNS(旧Twitter)や掲示板で巻き起こったエマ役ネットの反応は、初動において決して歓迎ムード一色ではありませんでした。
放送当時の視聴者の生の声には、次のような戸惑いが溢れていました。
- 「さっきまで15歳の優希美青ちゃんだったのに、急に木南晴夏さんになって違和感がすごい」
- 「29歳の木南さんにセーラー服を着せるのはさすがに無理があるのでは」
- 「萌乃ちゃんの幼少期が素晴らしすぎただけに、大人役への交代のテンポが早すぎて感情が追いつかない」
こうした声が上がった背景には、優希美青の出演期間が実質3週間程度と短かったこと、そして木南晴夏の実年齢と役柄の年齢ギャップがありました。制作陣が終盤の戦中・戦後編を見据えて20代後半の実力派を配置した結果、序盤の女学校シーンで視覚的な違和感を生んでしまったことは否めません。
しかし、この評価は第23週以降、鮮やかな逆転を遂げることになります。愛する一馬(堀井新太)を戦争で失った際の慟哭、母エリーの衰弱を前に見せた献身的な介護、そして父・マッサンを支え続ける毅然とした佇まい。木南晴夏が見せた鬼気迫る名演は、当初の違和感を完全に払拭しました。「木南晴夏でなければこの重厚なラストは迎えられなかった」「彼女の演技力に救われた」と、木南晴夏エマ役評判は絶賛へと塗り替えられたのです。