Q1:赤飯を炊く日は友引や大安などの六曜を気にするべきですか?
A1:慶事で赤飯を炊く場合は、大安や友引などの吉日を選ぶ家庭が多いですが、民俗学的に厳格な決まりがあるわけではありません。赤飯自体が「魔除け」の力を持つと信じられてきたため、本来は日取りの凶を祓うために炊くという側面もありました。現代においては、主役となる家族のスケジュールや体調を最優先に考えて炊く日を決めて問題ありません。
Q2:関東では小豆ではなく「ささげ」を使うのがマナーと聞きましたが本当ですか?
A2:厳密なマナー違反というわけではありませんが、江戸の武家文化を重んじる贈答用や冠婚葬祭においては、皮が破れにくいささげが好まれる傾向があります。家庭内で食べる分には小豆で作っても全く問題ありません。小豆の方が手に入りやすく、豆本来の甘みや柔らかさを好む人も多くいます。
Q3:赤飯に添える「ごま塩」には何か特別な意味があるのですか?
A3:味覚としての塩気と香ばしさを補う実用的な理由に加え、陰陽五行思想の調和を意図しています。赤飯の「赤(陽)」に対して、黒ごまの「黒(陰)」を合わせることで陰陽のバランスを整え、完全な状態にするという意味合いが込められています。
Q4:余った赤飯はどう保存するのが正解ですか?
A4:もち米は冷めるとデンプンが老化して固くなりやすいため、冷蔵保存は避けてください。温かいうちに1食分ずつラップで平らに包み、粗熱が取れたら密閉袋に入れて「冷凍保存」するのがベストです。解凍する際は電子レンジで加熱することで、炊き立てのようなもっちり感が復活します。